前の記事で「OSの上げ時」について私見を述べました。
似た話題として、「PTFのあて時」を考えて見ます。
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本題に入る前に、OS/400 (IBM i x.xとかi5/OSも含む)におけるPTFの基本をおさらいしましょう。
PTFとは「Program Temporary Fix」(プログラム一時修正)の略でソフトウェアの問題を修正するものです。
場合によっては、新しい機能を追加したり、仕様(動作)変更が行なわれる事もあります。
Information Centerに
PTFの解説がありますが、PTFにはいくつかの種類があります。
よく耳にする「個別PTF」、「グループPTF」、そして「累積PTF」とは
パッケージングの違いによります。
基本的に「個別 ⊂ グループ ⊂ 累積」という関係ですが、累積に含まれない個別PTFも存在します。
システム管理者は、少なくともグループPTFと累積PTFパッケージのレベルくらいは把握すべきでしょう。
PTFの適用状態を調べるには
DSPPTFコマンドや
iNaviなど、いくつかの方法があります。
最近のOSならばWRKPTFGRPコマンド(画面からF6で印刷可能)で簡単にレベルを確認できます。
この例では、OSのバージョンがV5R4、累積PTFがレベル「8057」で状況が未導入、その他グループPTFがいくつか導入されている事が判ります。
(あまり良い例ではありませんね...)
なお、累積PTFの最初の桁は西暦の下1桁を、残り3桁は1月1日からの通算日数を示します。
よって、この累積PTFは2008年の57日目の物という事になります。
また、PTFの状態(一時適用、永久適用、取替えなど)、適用順(前提PTF、同時適用PTF)などなど、見方によって色々な呼び方があります。
よく判らない場合は担当のSEさんやAnswerLineに聞いてみると良いでしょう。
前振りが長くなりましたが、「PTFのあて時」に話題を移します。
PTFについてもOSと似たところがあり、「問題が無い場合は触らない」というケースも多いと思います。
しかし、IBMは
予防保守情報(Preventive Service Planning - PSP)や
お勧めPTF情報を提供しています。
可能であればこれらを参考にし、最新では無くとも一定のレベルの鮮度(?)に保つのが望ましいでしょう。
個人的には定期的に累積PTFだけでもレベルを確認し、できれば1年以内の物に更新しておく事をお勧めします。
前の記事で「OSは出てから半年」と書きましたが、累積PTFも新しいOSの出荷後、半年~1年で新しいレベルの出る頻度が低くなります。
PTF関連の情報はほとんどが英語ですのでとっつきにくいかもしれませんが、一度
「Fixes」 あたりをご覧になってはいかがでしょうか。
「PTFの取り寄せ方」(
Fix Centralとか)や「あて方」やについてはまた機会があればご紹介したいと思います。
ではでは。
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